建通新聞社

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皆さまのパソコンには、マイクロソフト社製品のオフィスシリーズ（エクセルやワードなど）がインストールされている場合が多いことでしょう。さらに、業務のほとんどをエクセルで行っている、という方もいらっしゃると思います。ということで、Excelの効率を上げる特集の3回目は、「そのほかのちょっとした小技」をご紹介します。

16. MicrosoftExcelをちょっとした工夫で使いやすく

1.セル内での改行はALT+Enter
セルの結合は利用せず、複数行にわたる文章は目視で改行位置を決めて、次のセルに記入している方も多く見受けられます。この場合、後からの修正で文字を増やしたり減らしたりするときに、非常に手間がかかります。ぜひ、セルを結合するか、高さや幅の調整で、大きめのセルを作成し、折り返し設定することをオススメします。

折り返し設定：セルの書式設定→配置→「折り返して全体を表示する」にチェックを入れる（Ver2007ではリボンのホームに設定アイコンがあります）

さらに、セル内でALT+Enterで改行を入れることもできます。これによって、セルの中でワープロのような使い方をすることができます。

2.セルの幅や高さを自動調整
　セルの幅や行の高さの設定を手動で行うのが普通ですが、ダブルクリックすることにより、自動的に最大の幅や高さに合わせて設定することができます。
　目的の列や行の見出し(ABCや123と書いてある部分)の枠線部をダブルクリックすると自動調整されます。
　また、複数行や複数列でも自動調整することができます(複数行･複数列を選択し同じようにダブルクリック)。

3．別シートで作成した工程表などをリンク貼り付け
別シートの表をリンク貼り付けすることができる「カメラ機能」。この方法を利用すると、セルの幅を気にすることはありませんし、リンクされていますので、別のシートにあるデータを修正すれば瞬時に反映されます。

まずは、カメラアイコンをツールバーに表示する必要があります。
(1)ツールバーエリアで右クリック→ユーザー設定
(2)コマンドタブをクリックしてツール内にあるカメラアイコンをドラッグアンドドロップでツールバーの好きな場所へ。
これで、カメラ機能のアイコンがツールバーに表示されます。

　例えば、Excelで作成した工程表を、別シートに貼り付ける場合は、リンク貼付したい部分(工程表の範囲)を選択して、カメラアイコンをクリックし、リンク貼付したい部分(シート)でクリックすると貼り付けられます。あとは、体裁が良くなるようにサイズや場所を調整します。

詳細はこちら
http://const.livedoor.biz/archives/51341675.html

4.オートシェイプで作成した画像をExcelの機能でキャプチャ
　Excelの表やオートシェイプで作成した図を簡単にキャプチャコピーすることができます。通常のコピーですと、右クリックしてコピーを選択しますが、図のコピーを行う場合は、Shiftを押しながら、ツールバーの編集をクリックすると、通常では表示されない「図のコピー」というメニューが表示されます。図のコピーを選択すると、ピクチャ形式かビットマップ形式を選択することができますが、ここではピクチャを選択します。
　図のコピーを使って貼り付けた場合は、サイズを変更してもテキストが崩れることがありません。

詳細はこちら
http://mogura.livedoor.biz/archives/51257757.html