建通新聞社

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「会社のメールを携帯に転送しているが迷惑メールで困っている」、または、「メールを会社でしか開くことができないが、携帯でメールを確認したり、返信したい」と思っている方に、Googleから提供されているフリーメールサービス「Gmail」をオススメします。通常の業務であれば、退職までメールをすべて保存しておくことも可能です。

「Gmail」とは、有名なGoogleがフリーで提供しているメールサービスです。フリーメールはYahoo!などをはじめ各社から提供されていますが、このGmailでは一通のメールに最大20MB(本文を含めて)のファイルを添付することが可能なうえ、全体で7GBを越える容量が用意され、その容量は日々増大しています。
http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.html

そういう私も、数年前からGmailを利用し、現在では15000通を越えるメールと4GB近い添付ファイルが保存されています。
それでは、Gmailの特徴をいくつかご紹介します。

1．迷惑メール対策
私がGmailを導入するきっかけとなったのも、この迷惑メール(スパムメール)対策でした。会社やプロバイダなどで、迷惑メール対策を施されていない場合、メールの整理だけでも手間がかかるのではないでしょうか。このGmailでは、自動で迷惑メールフォルダに移動し、30日後に消去してくれます。また、迷惑メールと判断されなかった場合でも、迷惑メール報告をワンクリックで行えば、迷惑メールフォルダに移動され、次回から迷惑メールと判断されます。また、迷惑メールと判断されたメールは転送先に転送されないので、携帯電話などに迷惑メールが転送されなくなります。

2．Gmailの利用方法
Gmailの利用には、Googleでアカウントが必要ですが、下記サイトから簡単に登録することができます。
http://mail.google.com/

会社メールなどをGmailに転送する方法としては、下記の2通りがあります（会社のメールの場合、Gmailに転送しても問題がないかを確認してください）。

a．転送による方法
会社のメールがWebブラウザや専用ソフトを使用するタイプで、転送機能が付いているのであれば、Gmailアドレスにメールをすべて転送すればOkです。

b．POPやIMAPを利用する場合
アウトルックなどのメールソフトを利用して、パソコンでメールを開いている場合は、メールソフトと同じ設定を行えば、Gmailでも同じようにメールを受信することができます。
詳細はこちら：http://const.livedoor.biz/archives/51180565.html

3．送信アドレスの設定変更
Gmailの特徴として、送信メールアドレスをGmailのアドレス以外で設定することが可能です。送信アドレスを会社のメールアドレスにしておけば、Gmailから送信したメールが会社アドレスから送信されたかのようになるので、返信メールは直接Gmailに来ないで、会社メールに届きます（受信するソフトによっては、アドレスを変えていることが表示されますが、返信は設定しているアドレスになります)。
（次回へ続く）