建通新聞社

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企業で配布されているパソコン等は、内蔵のハードディスクを複数に分割して配布しているため、使っているうちに「Cドライブの空きが不足しています」といったエラーが出ることがあります。今回はハードディスクの空き容量を増やす方法と便利なソフトを紹介します。勝手に設定されているスタートアップ（起動したときに自動的に実行されるように設定されたソフト）の整理にも役立つソフトです。

　Cドライブには、WindowsなどOS本体や各種ソフトのプログラムや設定ファイルが保存されていますので、エクスプローラなどでむやみにファイルを削除するのは、オススメできません。
　しかし、デスクトップやマイドキュメント（初期設定）に置かれているファイルもCドライブにあることをご存じでしょうか。特に、デスクトップに大きなファイルを保存されている場合は、これらを削除したり他のドライブに移動すると、Cドライブの空きを簡単に増やすことができます。
　マイドキュメントも初期設定のままでしたら、Cドライブに保存されるようになっていますので、同様のことを行えば空きを増やすことができます。さらに、マイドキュメントは保存する場所を変更することができます。例えば、余っているDドライブに場所を変更する場合は、下記の通りです。

変更方法
「マイドキュメント」上で右クリック→プロパティ、ターゲットフォルダの場所を「移動」で移動します。

これで、マイドキュメントに保存したファイルは、Dドライブ内の「データ」と言うフォルダ内に保存されます。

以上のようなことを行っても、容量不足が続くようでしたら、ハードディスク内を掃除してくれるソフトを利用してみてください。

「CCleaner（クラップ クリーナー）」は素早くHDD内の不要ファイルを掃除してくれるソフトで、各種ソフト・Webブラウザの履歴や不要なレジストリなども一括削除することができます。
ダウンロードページ
http://www.altech-ads.com/product/10001211.htm

インストールオプションで、デスクトップにショートカットを置くか、ゴミ箱の右クリックメニューに追加するかなどを設定することができます
とりあえず初期設定のまま、「解析」を実行してみてください。

私の場合、解析結果は、「1,364.0 MB のデータが削除可能です」と表示されました。解析時間は3分程度で、削除は5分程度でした。
内訳は、IE キャッシュファイルが466.0MB、その他はほとんど一時ファイルでした。
（注意：パスワード等をブラウザに保存している場合は、クッキーからチェックをはずした方がよいでしょう）

また、レジストリの整理も行うことができます。
レジストリの問題点を解決する前に、レジストリのバックアップを保存してくれるので、万が一の時にも安心ですが、レジストリの復元作業をご存じないかたは、避けた方が良いでしょう。

参考：現場主義「Cドライブの容量が不足したら!」
http://const.livedoor.biz/archives/51256727.html