建通新聞社

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工事写真帳などをExcelで手軽に作成することができますが、このように写真が貼り付けられたExcelファイルなどから、貼り付けた写真ファイルを元のJpegファイルに復元する方法をご紹介します。

MicrosoftOffice2007の場合は、Office2007形式で保存すれば、特殊なソフトなどを使用することなく(圧縮・解凍ソフトは必要)取り出すことができます。Office2007形式はZIP形式の圧縮ファイルとなっていますので、拡張子をZIPに変更し、圧縮・解凍ソフトで解凍すれば、JPEGファイルを取り出すことができます(右クリックメニューに解凍がある場合は、ファイル上で右クリックし解凍を実行すれば、拡張子を変更する必要はありません)。解凍されたフォルダ内の「media」フォルダに使用した画像ファイルが含まれていますので、コピーすれば復元できます。
しかし、MicrosoftOffice2007以前のバージョンではこの方法は使用できません。そこで、今回ご紹介するのが、クリップボードの画像をJPEGに変換することができる、「Clip to JFIF」です。

ダウンロードページ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se289100.html

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、ソフトを含めたファイルが解凍されます。「c2jfif.exe」を起動すると、操作ウィンドウが現れます。
http://image.blog.livedoor.jp/const/imgs/5/8/589cb17a.jpg

後は、復元したい写真などの図をクリップボードへコピー(右クリック･コピー)し、「SAVE」をクリックして名前を付けて保存するだけです。これで、画像ファイルを元のJpegファイルに戻すことができます。

また、このソフトの便利なところは、復元した写真ファイルが元のサイズに戻る点です。表示サイズを調整していたり、トリミングしていても、貼り付ける前の元の画像ファイルが復元されます(もちろんExcel上で図の圧縮を行っていたら戻りませんのでご注意ください)。

Excel以外のソフト、WordやPowerPointなどにも活用することができます。

現場主義「Excelに貼り付けられた写真を写真ファイルに復元(Clip to JFIF) 」
http://const.livedoor.biz/archives/51009039.html