工事成績アップ対策セミナー
国土交通省近畿地方整備局、大阪府などの発注工事に対応した「工事成績アップ対策セミナー〜総合評価時代を生き抜く〜」を開きます。総合評価で大きなウエートを占める工事成績評定について、評定の仕組みを分析した上で、評点アップのための具体的方法をお伝えします。全国土木施工管理技士会連合会のCPDS認定講習(4ユニット)です。
大阪府は、2010年度に発注金額ベースで42.1%の工事に総合評価制度を導入しています。府下自治体の導入はまだ低レベルにあるものの、近畿地方整備局は、新たに2011年度(単年度)の管内市町村の総合評価方式導入率の目標を50%に設定し、管内自治体への指導・要請を強化する考えで、総合評価拡大の動きは府下自治体全体に急速に広がる見通しです。
また近畿地方整備局は、10年度に金額ベースで99.9%の工事に総合評価を実施しており、評価を高めることが工事受注への最強の戦略となっています。
評価向上の最大の鍵は工事成績評定にあります。大阪府住宅まちづくり部は、2011年度から工事成績評定点への評価を細分化し、最大評価として85点以上またはA評価の者に2点を加算。逆に65点未満の者には3点をマイナスするという変更を実施。都市整備部も工事成績評定による加点と減点を実施しています。また、11年度からの新たな方式として、「実績申告型落札方式」を試行。別に定める「実績評価基準」で一定基準の技術力を満たす者により、価格競争で落札候補者を決定する方法で、企業の技術力は、@優良工事表彰A優良な工事成績点B工事成績点に係る減点−などで算定。配置予定技術者は、CPDSの過去1年間の取得単位数などを評価します。
このように、工事成績の底上げやCPDSの取得は、過酷な受注競争を勝ち抜くための強力なツールとなっています。本セミナーでは工事成績をアップさせるための書類の作成方法や発注者への対応、現場管理の在り方などを分かりやすく解説します。企業力アップにお役立て下さい。
セミナー情報
開催日 | 2011年12月10日(土) |
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時間 | 13時30分 〜 17時00分 |
会場 |
エル・おおさか 大阪府大阪市中央区北浜東3-14 |
受講料 |
読者・会員:11,429円 / 定価:17,143円 |
受付期限 | 2011年12月09日(金) |
講師 | 黒図茂雄 |
講師プロフィール | クロズテック代表、施工支援コンサルタント |
主催 | 建通新聞社大阪支社 |
問合せ先 | 建通新聞社大阪支社 TEL:06-6201-3927 FAX:06-6201-3928 |
お申し込み方法

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