6月の受注8・9%減 11カ月連続の減少
2020/8/17
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国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、全国の建設会社が6月に受注した工事の総額は、前年同月比8・9%減の6兆5088億円となり、11カ月連続で減少した。民間工事の受注総額が12・5%減と2桁の減少となった。民間工事の受注総額が前年同月を下回るのは15カ月連続となる。
元請け・下請け別では、元請け受注高が7・6%減の4兆3867億円、下請け受注高が11・6%減の2兆1221億円といずれも減少。元請け受注高のうち、公共工事の受注総額は2・5%増の1兆6040億円、民間工事は12・5%減の2兆7827億円だった。
1件500万円以上の公共工事の受注総額は、0・3%減の1兆5409億円と5カ月ぶりに減少。国の機関からの受注は15・7%増の5070億円だったが、地方の機関からの受注が6・6%減の1兆0338億円と前年同月の受注総額を下回った。
1件5億円以上の建築・建築設備工事の受注総額は23・6%減の5862億円と大幅に減少。製造業からの受注が73・2%減の788億円、不動産業からの受注が24・9%減の1930億円といずれも大きく落ち込んだ。電気・ガス・熱供給・水道業は752・4%増の515億円と大幅に伸びている。
民間の土木工事・機械装置等工事(1件500万円以上)の受注総額は17・8%増の5780億円となり、3カ月連続で増加した。

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