20年度上半期の受注は5・0%減
2020/11/12
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国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、全国の建設会社が2020年度上半期(4〜9月)に受注した工事の総額は前年同期比5・0%減の38兆2558億円となった。現在の調査手法を取り入れた13年度以降で2番目に低い水準。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた民間受注の落ち込みが全体に影響した。
20年度上半期の元請け受注高は2・6%減の25兆4880億円、下請け受注高は9・5%減の12兆7679億円。元請け受注高のうち、国土強靱(きょうじん)化関連の予算が増えている公共工事は5・8%増の8兆7169億円だったが、コロナ禍の影響を受けた民間からの受注は6・5%減の16兆7710億円と落ち込んだ。
1件500万円以上の公共工事の受注総額は5・8%増の8兆3392億円。このうち、国の機関からの受注額が32・0%増の1兆7605億円、地方の機関からの受注額が1・6%増の5兆5401億円だった。
民間の建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注総額は9・6%減の3兆6515億円、民間の土木工事・機械装置等工事(1件500万円以上)の受注総額は4・4%増の3兆3933億円だった。
9月単月の受注高は前年同月比0・02%増の7兆8529億円と14カ月ぶりに増加。元請け受注高のうち、公共機関からの受注は12・4%増の1兆9709億円、民間からの受注は3・4%減の3兆4657億円だった。

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