６月の受注動態　民間受注が20・８%増｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

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国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、全国の建設会社が６月に受注した工事の総額は、前年同月比12・１%増の９兆５９８８億円だった。民間工事の受注額は、前年同月の新型コロナウイルス感染症の影響による受注減からの反動で20・８％増と大幅に増加した。
　元請け受注高は16・１％増の６兆５４２７億円、下請け受注高は４・５％増の３兆０５６１億円だった。元請け受注高のうち、公共工事の受注総額は７・９％増の２兆２３１１億円、民間工事の受注総額は20・８％増の４兆３１１６億円だった。
　公共工事の受注のうち、１件５００万円以上の工事の受注額は９・５％増の２兆１５８１億円。国の機関からの受注が５・６％増の６３１４億円、地方の機関からの受注が11・１％増の１兆５２６７億円といずれも増加した。
　民間の建築工事・建築設備工事（１件５億円以上）の受注額は48・５％増の９８６３億円となり、前年同月の反動で大幅に増加した。不動産業が99・４％増の４２７４億円、製造業が77・９％増の１７０５億円、サービス業が52・５％増の１５８７億円となった。
　民間の土木工事・機械装置等工事（１件５００万円以上）の受注額も10・４％増の７５０２億円と伸びた。