8カ月ぶり増加 11月建設工事受注総額
2024/1/13
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国土交通省は、11月の建設工事受注動態統計調査報告をまとめた。これによると、全国の建設会社が11月に受注した工事の総額は、前年同月比4・7%増の8兆8309億円となり、8カ月ぶりに増加した。元請けの受注高では公共・民間ともに増加した。
受注総額のうち、元請け受注高は7・0%増の5兆6919億円と9カ月ぶりに増加した。下請け受注高は0・8%増の3兆1389億円で7カ月ぶりの増加となった。
元請け受注高のうち、公共機関からの受注は6・3%増の1兆4949億円と3カ月ぶり、民間からの受注は7・2%増の4兆1970億円で9カ月ぶりにそれぞれ増加した。
1件500万円以上の公共工事の受注総額は、8・3%増の1兆4161億円。国の機関からの受注が1・9%減の3674億円で4カ月連続の減少となった。一方で、地方の機関からの受注は12・4%増の1兆0486億円となり先月の減少から再び増加した。
工事種類別では、「道路工事」の受注額が3247億円と最も多く、以下、「上・工業水道」の2999億円、「その他」の1320億円が続いた。
民間の建築・建築設備工事(1件5億円以上)の受注は40・0%増の1兆1828億円で、3カ月連続の増加となった。中でも不動産業からの受注が62・8%増の4979億円と大きく伸びた。
工事種類別では、「住宅」の3994億円、「工場・発電所」の2574億円、「事務所」の1343億円などが受注額の上位を占めた。
民間の土木工事・機械装置等工事(1件500万円以上)の受注総額は17・1%減の5952億円だった。

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