梼原町 木質バイオマス発電所建設を９月
2024/9/20 四国
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木質バイオマス発電所の完成イメージ
【梼原】梼原町は、木質バイオマス発電所の新築工事、木質ペレット工場の増築工事を９月末にそれぞれ指名競争入札で発注する。いずれも設備一括。ペレット工場の造成工事も同時期に別途発注する。
バイオマス発電所の規模は、壁式鉄筋コンクリート造／木造の混構造２階建て延べ２８１平方㍍。ガス化装置は１６５㌗×２台、発電・発熱設備（ＣＨＰ）２台、ペレットを49平方㍍貯蔵できるサイロを１基の他、発電で発生する熱を雲の上のプール・温泉・ホテルに引き込む配管を設ける。工事費は約７億１０００万円。建設地は太郎川３７８１ノ１。
木質ペレット工場は、乾燥設備棟２１１平方㍍、おが粉棟１６６平方㍍、保管ヤード31平方㍍でいずれも木造平屋。乾燥設備棟は１時間あたり１㌧製造できる能力を持たせ、ペレットを貯蔵するサイロは７・３㌧×４基を設ける。工事費は約６億７０００万円。 バイオマス発電所とペレット工場の工期は26年３月末まで。設計はいずれも大日本ダイヤコンサルタント高知事務所（高知市）が担当した。
造成工事は面積７５０平方㍍で、工期は２０２５年３月末まで。工事費は約５４００万円。建設地は広野８０４。造成の設計はサン土木コンサルタント（高知市）が担当した。
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