東海大学 伊勢原新1号館、延べ14万uに
2025/4/7 神奈川
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完成イメージ。医学部の校舎や付属病院を整備する
【伊勢原】学校法人東海大学(東京都渋谷区富ケ谷2ノ10ノ2)は、伊勢原キャンパスの1号館建て替え工事の設計を固めた。新築する建物の延べ床面積は約14万5000平方bとして、医学部の校舎や付属病院を整備する。設計者・施工者は非公表。近隣住民への説明業務は大成建設一級建築士事務所(東京都新宿区)が担当している。9月の着工、2031年3月末の完了を目指す。
建て替え後の規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上8階建て延べ14万5124平方b、高さ48b。大学医学部と大学院医学研究科などの学生約1100人が学ぶ校舎と付属病院を設置する。
デザインコンセプトは▽学生ファーストの視点に立ったアメニティ▽イノベーション共創拠点▽先進技術を積極的に活用▽安全安心で丈夫な施設―など。最先端の医療設備を導入し、スポーツ医学や災害医学、遺伝子情報を活用した医学の充実を図る方針だ。
建物地下には排水処理槽1基、外構部には雨水貯留槽2基、容量60dの防火水槽1基を設置する。
解体する現1号館は同法人の病院部門の拠点として1975年に完成した。築50年が経過し、耐震性の不足や老朽化が課題となっていることから建て替えを決定。医学部開設50周年を機に定めた新たなビジョンである先駆ける医学部≠体現する施設として、新1号館を建設する。
伊勢原キャンパスの所在地は伊勢原市下糟屋143の敷地9万0168平方b。新1号館の建築面積には2万7753平方bを充てる。
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