松竹　大船に商住一体型施設を新築｜建設ニュース　入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

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完成イメージ。山蒼稲荷神社参道の隣接地に整備する

【鎌倉】松竹（東京都中央区築地４ノ１ノ１）は、鎌倉市内の山蒼稲荷神社参道の隣接地で商住一体型施設「ｋｕｇｕｒｕ（くぐる）」の新築工事を進めている。かつて松竹大船撮影所があったエリアで個性的な店舗を誘致し、地域コミュニティーの拠点とする考え。設計はブルースタジオ（東京都中央区）、施工はジェクト（川崎市中原区）が担当し、２０２６年春の完成を目指す。
　施設は木造２階建て２棟で構成し、総延べ床面積は３７９平方�b。「暮らしと商いが共存する��なりわい暮らし�＝vをコンセプトとして、メゾネットタイプを中心に賃貸用の店舗兼住宅５区画と店舗２区画を整備する。
　建設地は鎌倉市大船２ノ21の敷地３６７平方�b。ＪＲ東海道線・横須賀線・根岸線と湘南モノレールが乗り入れる大船駅から徒歩約６分の場所にある。
　山蒼稲荷神社に隣接し、参道を挟む形で２棟を配置。個人商店が連なる商店街がある大船エリアの特性を踏まえ、オーナーの個性がにじみ出るような店舗を誘致する方針だ。かつては松竹大船撮影所があり映画制作を通してつながっていた地域を、商業を通して新たに活性化する。