【三重県】介護老人保健施設みやがわ・報徳診療所が完成｜建通新聞社

　��住み慣れた土地″で安心して暮らし続けられる取り組みを目的に、大台町の福祉拠点施設の一角を担う「介護老人保健施設みやがわ」と「報徳診療所」が完成、4月のオープンを控え、3月26日に竣工式を行った。両施設の木質内装仕上げ材と報徳診療所では構造材にも地元の大台町産木材を使用し、周辺環境に馴染む温かみのある造りとなっている。

　このたび、「大台町宮川メディカルセンター整備事業」において進めてきました「報徳診療所」並びに「介護老人保健施設みやがわ」の建設工事が、町民の皆様をはじめ多くの工事関係者のご理解とご協力を賜り、竣工の運びとなりました。
昨今、国の重要課題に地方創生が掲げられておりますが、既に地方では、過疎化と高齢化により将来の存続を脅かす様々な影響が生じております。 地方が守ってきた貴重な資源や伝統、文化を将来に引き継いでいくためにも、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる取り組みが必要です。
こうした中で、日常生活の重要な基盤となる医療と福祉の拠点施設として、これらの施設を大事無く竣工できましたことを大変喜ばしく思っております。
今後、多くの方々から親しまれる施設運営に鋭意努めてまいりますので、皆様のご協力とご指導をお願い申し上げます。