牧之原市は、市民と一緒に作成した沿岸部5地区の津波防災まちづくり計画に基づき、各地区の実情に合わせた津波から市民の命を守るための津波避難施設の整備を進めている。大江地区では、大江配水池の整備工事で発生する土を有効利用した盛土による「いのちの山」を整備した。敷地面積約1.0f、避難者数411人、避難地面積247平方bとなっている。防災公園は、災害時だけでなく、日頃から憩いの場として活用することも期待されている。
牧之原市では、想定される南海トラフ巨大地震による津波から住民の命を守るために、平成25年度に沿岸部5地区の住民が主体となって作成した津波防災まちづくり計画に基づき、平成26年度から津波避難施設に着手してまいりました。
現在までに、津波避難タワー8基、津波避難ビル1棟、防災公園2箇所、津波避難地避難路11箇所が完成しております。
このほど完成した大江いのち山防災公園は、津波避難機能に加え普段から公園として利用できる約1000uの芝生広場を併設した避難施設で、敷地面積約1.0ha、避難地面積247u、避難者数411人、地盤高標高3.6m、想定津波高標高8.4m、避難地高標高11.7mとなっています。
今後は、地域住民の皆様の憩いの場としても利用していただきたいと考えております。
これからも市民の皆さまの安全安心のため、さらなる事業推進を図り、着実に津波防災まちづくりを推進してまいります。